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さて、今日の故事ことわざは、「目は心の鏡」です。
「目は心の鏡」とは?
目には、その人の心の正邪が表れるという意味です。
目は、その人の心を映し出す鏡のようなものだから、目を見ればその人の心のさまが読み取れるというわけです。
心が清く正しい人は、瞳も澄んでいるものなのです。
心の掃除をするのが「仏名会 (ぶつみょうえ) 」
さて、今日12月19日は「仏名会 (ぶつみょうえ) の日 」です。今から1,243年前の774年に、清涼殿に僧を召して行われたのが始まりだそうです。
12月19日から3日間にわたり、過去・現在・未来の三千仏名を唱え、その年の罪を懺悔し、国家の安寧、皇室の息災などを祈願する法要です。
845年に宮中の恒例行事となり、室町時代まで行われていました。煤 (すす) 払いは家の掃除、仏名会は心の掃除といわれています。
年の暮れには、心の大掃除もしよう
年末の大掃除は家の中だけでは片手落ちですね。心の大掃除も必要かと…
今年を振り返れば、できたこと、できなかったこと、いろいろとありましたが、総じて心の安寧は保てた年でした。
それもこれも、1年間大きな病気や怪我をすることなく、健康に過ごせたことが大きいと思います。まさに「健全な精神は、健全な肉体に宿る」という言葉通りだと思います。
昨年 (2016年) は、6月に無事結婚30周年を迎えたものの、7月に痛風の発作を初めて経験し、秋にはマイコプラズマ肺炎を患ってしまいました。こうした病と直面すると、なかなか落ち着いて過ごせません。
というわけで、今年はお掃除する必要がある些事はあるものの、まず心の中は軽く一掃して新年を迎えられそうです。
来年も、健康第一に過ごし、その上で人生のネクスト・ステージを目指して新たな取り組みを始めたいと思っています。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2017.12.19記)